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化粧品の成分のパラペベンとは

化粧品の成分にパラベンという文字を目にした人は多くいるでしょう。
パラベンとは防腐剤の意味です。
素肌に使用する化粧品なので、パラベンは出来るだけ使用したくないという人も多いです。
化粧品に限らず、シャンプーやボディローションなどにも使用されています。
従って、この成分を一切使用していないものも一時流行しましたが、実際には敏感肌ではない限り、この成分自体が悪影響を及ぼしたという事例はほとんどありません。
パラベン以外にもいわゆる害があると言われる成分は他にもありますし、むしろ有害ではない成分であっても、個人差があり影響がある人も当然のことながらいるのです。
要は、使用していて違和感を抱かなければ多くの場合の化粧品はその人に合っていると考えて問題ないでしょう。

化粧品に含まれるパラベンとはどんな物質か

化粧品の成分表示を見ていると、パラベンという物質が含有されているのを目にすることがあります。
パラベンは正式名称をパラオキシ安息香酸エステルといい、化学保存料の一種です。
品質を長く保つ、いわゆる防腐剤として配合されています。
ところで近年、この物質が含有されていないことを売り文句とする化粧品が多く販売されるようになってきています。
その理由は、この物質がアレルギーを引き起こす原因物質に数えられているからです。
確かにパラベンは2001年の制度改正によって全成分表示が義務付けられるようになる以前から、薬事法によって特別に表示を義務付けられている成分の1つでした。
ただ、通常、化粧品に含まれるパラベンの割合は1パーセント以下です。
また、この物質によって肌トラブルとを発症するおそれのある人は1,000人中2～3人程度という報告もあります。

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